まず、「愛される愛」だが、これは、子供が親(特に母親)から受ける愛が
その代表的なものだ。
親からいろいろと世話されながらケアを受けて子供は育つ。
この「愛される愛」を豊かに受けながら、子供は「愛される」喜びを体験する。
また、愛されることが自分の心身の成長に不可欠であることを学ぶのである。
このような子どもに注ぐ親の愛こそ、まさに「愛する愛」だ。
子供をケアする愛。
子供から代償を求めず、ただひたすら与える愛だ。
こういう、与える愛、無条件の愛が母性愛であり、母親となった女性には本能
的に天与の能力として備わっているものなのである。
でも、現実には、そういう無条件の愛を子供に与える能力を身につけていない
まま母親になってしまったという女性が世の中に少なくないのだ。
自分は一生懸命に子供を愛しているつもりでも、愛したくても愛せないという
状況がしばしば発生しているのだ。
所詮、不完全な人間の営み。
子供を愛する親の愛が歪んだものとなり、子供が健全な形で愛を受けずに育って
しまうということが生じている。
そんな子供が成人しても、人を「愛する愛」を学ばないまま、また、受けること
なく育ってしまったために自分が愛されることは求めても、人を愛することがで
きないという結果を招いているのである。
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