現代では、むしろ結婚式よりも大事と考えているのは「結納式」です。
結納は「この人と一緒になります」という男性、女性両方の意思表明で
、結婚の契約書のようなものです。
男性が「結婚」を口にしていても、結納までは口約束にすぎません。一旦
何かあって話がこじれたりすると、水掛け論になってしまいます。割を食
うのは必ず女性です。
ひどい男性は「毎日彼女が変わろうと何だろうと、オレの自由だ。はたから
文句を付けられるいわれはない」などと言い張り、「彼女の方だって同じこ
とをすりゃいいんだ。自由なんだから」と開き直ります。
他に好きな女性ができた男性から「君とは遊びだった」と一方的に言われた
り、「赤ちゃんができた」と聞いた途端に「本当にオレの子か」と逃げにか
かるというのもよくある話です。
何を信じるかとなったら、結局、気持ちを形で表したものを信じるしかない
のですから、現代では、結婚式を待たず、結納式がそれに代わる大きなけじ
め、と見たらいかがでしょうか。
婚前交渉は、結婚を考えるカップルの間ではむしろ自然な成り行きと私は思っ
ています。
いまの若い人たちは「好きになったら、即、心も体も一体に」と直感的に考え
ます。
また、肌と肌のスキンシップがなければ二人の絆をしっかりと維持できないと
いう思い込みも、あながち誤りばかりとも言い切れません。
こういう時代だからこそ、まず、結納式をすることで、曖昧でアンフェアになり
がちな結婚への道筋を確認し合うことが大事なのです。
それさえすませたら、たとえ何かの都合で結婚式までに多少時間がかかったとし
ても、焦ることは何もありません。この時点で、結婚の第一歩を踏み出したと
いってもいいでしょう。
その間に婚前旅行に出かけたって構わないし、もし赤ちゃんができたとしても、
周囲も落ち着いて受け入れることができます。
結納式の後ではお互いの間に義務と責任が生まれます。
結婚式との違いは、法律上の手続きの有無だけです。
世間的にも「天下晴れての仲」といっていいでしょう。
その喜びと安心感は、愛し合う本人同士にとってはもちろんですが、女性の親に
とっては格別なもとがあります。
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