突然の盲腸手術と、その後、体調を崩したことで、一月あまり天井とにらめっこの
状態だった人が、久しぶりに仕事関係の方と会うことになりました。
「おやっ、いつもと雰囲気が違いますが、お体でも悪いんですか？」と見抜かれて
しまったそうです。
いつものように笑顔のつもりでしたが、病後の様子は一目瞭然です。
何となく、かもしだすエネルギーの低さを、敏感に感じ取ったに違いありません。
盲腸術後、真夏の暑さも影響して、体調不良のため仕事が出来ず、ひと月余りは、た
だひたすら家の中で横になるか、読みものをする日々でした。
普段は健康状態良好で、しょっちゅう人と会うのが仕事なので、比較的パワフルな
日常です。
しかし、この期間は家族か見舞いに訪れる友人ぐらいで、人に会うことも少ない日々
でした。
相手の方とは、そんな中、体調が戻り始めた頃にお会いしたので、普段とは何となく
様子が違うのを感じたのはなおさらのことてす。
人は、人と会うことで話をしますが、そのとき、相手にこちらのエネルギーが送られ
、相手からもエネルギーを受けることになります。
つまり、双方の間にエネルギー（気）の交流があることで、より一層互いの活性化が
成されるのです。
毎日、人と会う接客業や、営業等の仕事であれば、人との接触も頻繁で、話をしたり
動くことであなたのエネルギーは、自然と高まる状況にあります。
しかし、仕事相手が機械だけ、あるいはデスクワークで一日中、書類とにらめっこと
いう人は、極力、仕事時間外にでも、人との接点を持つことを心がけたほうがよいで
しょう。
退社後や休日に、友人に会ったり、習いごとやサークルで、人との接点を見つけるこ
とも出来るはずです。
人との交流が乏しい人は、エネルギーが低く、覇気もなくなりがちです。
あるいは、仕事の世界で人と接することの少ない人ほど、人と会うことが、どんどん
億劫になりがちです。
すると、徐々に無口になり、エネルギーも内向してきます。
習慣とは怖いものです。
年齢が感じるほど、自分の生活パターンから抜け出しにくくもなってきます。
ある瞬間、気づいたときに、思いきって何かをすることが、あなたの人生を大きく
変えていくきっかけにもなります。
元気のない時は、パワーのある人と会い、元気の源をいただくのもよい方法です。
人は、人の存在によっても、活性化することを忘れてはなりません。
すると、自然に周りの人々に感謝の念すら出てきます。
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