女性の40代、50代に匹敵するパワーというと、男は10代の血気盛んな年頃になる
かもしれません。
中高一貫になった男子校でクラスに50人ぐらい詰め込まれていると、若いパワー
がビンビン伝わってきて、おっと感じるものがあります。
それぐらいのパワーを女性は年を重ねても持ち続けているのに、男は10代を頂点に
下がり続ける一方です。
まったくもって、女性のかかえているあの莫大なエネルギーというのはどこから来
るのでしょう。
彼女たちはもちろん精神的には結婚生活にほどほど満足しているかもしれないけれ
ども、それだけでは埋まらないものがあるような、そんな気がするのです。
今使っているよりももっと巨大なパワーを持って生まれたのに、それをうまく出し
きれないままでいる。
もっと引き出しがたくさんあるのに、その存在にさえ気づかないで、人生を終えて
いく、そんな気さえします。
男性の場合は、年々疲労が濃くなっていくのは誰の目にも明らかです。
でも、女性は、機会がありさえすれば、あるいは姿勢が違いさえすれば、今までとは
別の人生というのもありえるように思うのです。
よく考えてみると、これまで日本の女の人はエネルギーの蓋を開かないように開かな
いようにさせられてきたのかもしれません。
「女の人はそういう欲望を感じてはいけない。そもそも欲望なんか女は持ち合わせて
いないのだから」という一般良識に素直に従って生きてきた。
だから蓋は開けられないまま、そして不完全燃焼になったままのエネルギーの存在を
感じながらも、目をつぶって生きてきたとも言えます。
でも、一度蓋を開けてしまったら「うまくいかないみたいなので、また蓋を閉めます」
というような後戻りはできません。
だから、みんな蓋が閉まったままだとなんとなく感じているけれど、あえて蓋を開け
ない道を選択するようにしているのかもしれません。
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