お互いに「知らないところ」があったほうがいい!
「私はかなり自分のことを彼氏に話しているつもりなのですが、彼の方は
あまり自分のことを話したがらないんです。何か見えない部分もあって…。
かといって、自分にも彼には話せない部分がないかといったら、そうでは
ない。でも、すべてとは言わないけれど、もっと自分のことを話してほし
いという思いがあります。彼の心の中にできるだけ入りたい、受け入れて
もらいたいんです。無理な話でしょうか……。」
一言で言えば、無理!
彼の内面の全てを知るなどとは不可能なのだ。
もちろん、自己開示は深い付き合いには必要だ。関係が深くなるにつれ、
もっと相手のことを知りたいと思うのは当然だ。
相手の心の中を知れば知るほど心が安定するからだ。
カードゲームをやっているときに、相手の手の内が見えれば、こちらの
対応もしやすくなるといった心理である。
勝つことを目的としたゲームのときのように、自己防衛のために、対処の
策を考えるという面が男女の関係にも多少はあると思う。
「勝つ」とは、自分を失わないということ。
関係の中で主体性を維持していく為には当然である。
その一方で、恋愛関係の相手はゲームのときの「敵」ではなく、むしろ、
相手を「身内」として相手に同化したい(同化されたい)という心理がある。
そこから自己開示によって共有体験を多く望むようになるのだ。
お互いの自己開示は、相手にとって自分は重要な存在であるという意識の
証になるのだ。
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