【に】「日記を書こう!」

「に」

仕事をしているといいことばかりではありません。どちらかというと、いやなことのほうが多いかもしれません。そんな時には日記をつけることが効果的。あなたのその日の愚痴を日記に書き綴りましよう。誰に見られるわけではありませんので、好きなことを書けばいいのです。ノートの罫線など無視して、好きな大きさの文字で頭にあることをどんどん書いていきましょう。我慢することなく書き出していけば、ストレス解消にもなります。日記を一通り書いた後、書き綴った愚痴を読むことで、相手の状況を考える機会になります。自分は一方的にこのように不満を感じていたが、相手はどう思っていたのだろうか?もしかしたら相手に何かしらの都合や考えがあったのでは?そんことも考えずに、一方的に不満を感じていたのではないだろうか?機会があったら、相手の考えをもう少し聞いてみよう。。。そのように思えるかもしれません。自分の考えを頭の中でためず、文字として書き起こすことで、自分の考えを客観的に見ることができるでしょう。自分の言葉ではなく、誰かが書いたものだと思って読み返すと、また違った考えが湧いてきます。常に自分が正しいというわけではありませんので、時には相手の立場になって考えることが重要です。「今日は営業の外回りの途中で初めて入ったラーメン屋が思いの外美味しくて大満足だった」とかでもいいじゃん。「今期の目標をなんとか達成して、同僚・部下と盛大に飲んだ。最高の酒だった。」でもいい。子供に、「どういうこと?」って聞かれたら答えてあげたらいいですが、全部が全部理解できなくてもいい。要はね、家族みんなの喜びがそのノートには書かれていて、家族はこんなことに喜んでいるんだね~ってことを知ることができるコミュニケーションの場にもなる。そしてね、そのノートは終わるでしょう。喜びが詰まっている家族の日記。当時はよくわからなかった父親や母親の喜びの視点。何が凄いって、その日記のどこを開いても、家族の喜びが書かれているわけです。楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと・・・。いつかね、その「家族日記」のノート自体が宝物になるし、毎日、毎日、楽しいこと嬉しいことを探し続けたという喜びを拾い上げる練習も、きっと人生の宝物になる。それが、自分が愛され、肯定されていた、確かな証拠になる。なんて素敵だ!