「優しさの定義!」
「や」
人によって定義そのものが違い、人によって受け取り方も違うあやふやなもの。
人に対して与えてあげられる人でありたいと願い、人に与えてもらいたいと願う都合のいいもの。人に向けるそれと、人に向けられるそれの結合地点。
本当の優しさとは何か?
誰にでも他人に向けて何かをしてあげたことはあると思う。同じように他人に何かをしてもらったこともあると思う。
それを優しさと呼べるのかどうか。
ときに僕らは自分自身で解決しなくちゃならないいくつかの事柄を他人の「優しさ」にかまけて逃げようとする。
自分の弱さを棚に上げて見当違いの「優しさ」を振りかざす他人を攻撃する。本当のところは、そんなことする自分を正しいと言って欲しいだけなのに。そしてそれも分かっているのに。
他人の「優しさ」はいつだってそれを誤魔化そうとする。しかしどうだ。それは果たして本当の「優しさ」なのだろうか。
他人を気遣うことも、励ますことも、与えることも、「優しさ」ではないのではないだろうか。行動や姿勢で示すことが本当の「優しさ」だ。
そして、闘うその姿勢を遠い場所から見守ってあげること。うまくできなかったら手を差し伸べてあげること。
ときに相手を突き放し、自分で解決しなくちゃならない幾つかの事柄をきちんと自分で解決していけるように、共に闘うこと。
自分の力で「生きる」ことを強く望むようにすること。それを近くで、速くで、あるいは心の中で見守ることが本当の「優しさ」だ。
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