「自分の短所を知る!」


「し」

いきなりですが、「あなたの長所と短所をお聞かせください!」。

自己紹介や自己PRなどでも、「10秒以内に長所を3つ、短所を3つ発表ください!」など、不意に質問されて、一瞬固まってしまった経験はありはせんか?

自分の言葉で自身を表現する時って、意外と恥ずかしかったりしますよね。

ある人の長所は、ある人の短所であり。ある人の短所は、ある人の長所でもある。世の中には、表もあれば裏もありますが、両者は実は、表裏一体であることが少なくありません。

長所が勤勉、几帳面、責任感が強い、気配りが上手な優等生で、優しいというイメージが、短所としてみた場合、神経質、消極的、融通がきかないなどのケースを挙げられます。

また、長所が人情家、向上心が強い、負けず嫌い、フットワークが軽い行動派は、短所としてみた場合は大雑把、自己主張が強すぎるなどのケースを挙げる場合もあります。

ですので、長所・短所には表裏一体的な関係性があることを覚えておきましょう。

「自分は白分をどう思っているのか?」を見つめるには、実はかなりのエネルギーが必要とされるので、「友人・知人は自分をどう思っているのか?」を聞いてみると良いでしょう。

なかなか人は、他人のいやなところを素直に言ってはくれませんので、良いところとして言ってくれた点からでも、箇条書きで書いてみる。

共通点が見つかれば、ピックアップしておくと良いでしょう。

自分の中で、短所としっかり向き合い、短所そのものを把握するというのは、簡単なことではありません。目を背けたくなってしまう人が、ほとんどではないでしょうか?

しかし、短所を知ることによって、長所へと切り替えることができたり、同じような短所を持っていた人に対して、アドバイスが言えるようになったりといった、メリットなどもあります。

自分の中の短所を理解することで、トラブルがあっても、相手のせいばかりにしてしまわずに、何が原因だったのかをしっかり考えることもできるようになります。

また、改善策を見つけるために役立ちますので、短所を理解することは、自分自身が成長するための必要課題と捉え、取り組んでみてはいかがでしょうか?

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