配偶者との死別後、残された男性と女性とでは、生活の違いがあります。

【外出する時間が増えた】

女性…50%

男性…32.8%

【一日中誰とも話さない】

女性…27.4%

男性…39%

【幸福度（10点満点）】

女性…8点

男性…5点

こうしてみると、女性は配偶者との死別後の外出が増え、幸福度も高いことがわかります。夫のために家事をするというお世話がなくなったことで、自分の時間ができた子が関係しているのです。

自分も働きながら子育てをし、両親や義両親の介護や看取りをし、定年して家にいる夫の昼食を作りお世話し、ずっと家族のために尽くしてきた女性にとっては、夫の死後ようやく自分の自由な時間を持つことができた、という方も少なく無いようです。

一方男性は、定年後、特に地域社会との関わりもなく家で妻とだけ過ごしてきた人にとっては、妻の死後は突然孤立してしまいます。

そのため男性は、妻が元気なうちから、定年後も妻以外の人との関わりを持ち、地域の中で活動していくことが大事なのです。

没イチの中高年の方で、婚活をする方が急増しています。

没イチの方は結婚に対するネガティブなことがないために積極的に婚活できる方が多いのです。しかし、配偶者探しは以下の理由から、一筋縄では行きません。

子供の反対

➡︎相続財産が減る

➡︎義親の介護の負担

遺族年金が減る

このような理由から、再婚したいけれど再婚に踏み切れないという方が多いのも実情です。

相続の問題や、お子さんの問題などから再婚を躊躇される方には、「籍は入れないけれど、人生を一緒に楽しむパートナー」との出会いをお勧めします。

心通わせる相手がいることで毎日に張り合いができ、生きがいができます。

認知症予防にもなりますし、気遣い合う相手がいることで、健康にも気をつけることができるので健康寿命も伸びることでしょう。

悲しみを乗り越え、勇気を持って一歩外の世界に出ることで、「自分らしく生き直す」ことができます。

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