「その同棲」まだ早い?!
客観的にみると、もはやこんなことは言わずもがな。でも、盛り上がっている当事者たちは、ポジティブサイドばかりに目を向けがち。
ほんとに同棲して大丈夫?リスク、ありますよ?
① 両者が金銭的に自立しているか?
同棲をするなら金銭面はイコールにしたいもの。従って片方が家賃をきっかり半分払えずにいるのは、まだ同棲の準備が整っていない証拠。
何も同棲を始めたからって二人の口座を作って、収入を山分けする必要はありません。
でも自分の分は自分で責任を持って払えるようにしておかないと、片方に負担がかかり、ついには破局・・・なんてことも。
それなら二人の金銭面が安定し、生活費を折半できるようになってから同棲をスタートするのが理想的。
② 「停滞」の改善策と捉えてはいないか?
停滞している関係に拍車をかけたいから、家賃を節約できるから、などを理由に「同棲」を望んでいるなら、パートナーと同棲するのではなく、ルームメイトを見つけましょう。
恋人がいると、一般的な流れに沿って関係を進めるべき、とつい焦りが先に来てしまうもの。
たとえば何ヶ月かの交際を経て、ちょっとシリアスになった段階で同棲、そうして婚約に進み、ついに結婚。これが一般的と思いますよね。
でも実をいうと、タイミングとはそれぞれ異なるもの。
パートナーとの将来が見えないまま「同棲したら何かが変わるかも」と思い切る前に、まず二人の未来について話し合いましょう。
それでも先が見えないのなら、残念ながら別れもあと一歩のところ。そうなったら引っ越しにかける手間がもったいないでしょう?
③ 細かいところを気にしない図太さはあるか?
お互いの細かいところが気になってしょうがないまま同棲に進むと、その煩わしさは緩和されるどころか強調されるだけ。
ことがややこしくなる上、破局に拍車をかけてしまう恐れも・・・。同じ空間で暮らすとなると嫌でも相手の癖が目についてしまうもの。
だから同棲前から相手の細かいところを受け入れられていないと、共同生活には苦戦してしまうのです。
そうなる前に二人の関係を見つめ直し、お互いの相性を見極めた方がいいのでは?
③ 今のうちに二人で解決すべき問題はないか?
同棲はすでにある問題の改善策ではありません。
一緒に暮らして、顔合わせする機会が増えれば問題にも簡単に向き合える、なんて思う人が多いようですが、これは単なる思い違い。
むしろ関係がガタガタなときに同棲を始めてしまうと、どちらかが爆発する可能性が高いと言えるでしょう。
しまいにはお別れ、なんて結果も十分にあり得ます。この先もずっと一緒にいたいと思うのなら、まず問題と向き合うこと。
同棲とは、正しいタイミングで正しい相手とすることが大切。そうでないと、ただの苦い思い出として終わってしまうのです。
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