【え】「駅の伝言板!」
「え」
今日はクリスマス。私は仕事が終わった後、内科に立ち寄って家に帰りました。だから何というほどのこともなく、特段待ち合わせる相手もいないのでそのようなことになるのですが、それはさておき「今日は待ち合わせ」という人もいたでしょう。携帯電話どころか、ポケベル(すでに死語!か?)もなかった時代の話しです。駅で待ち合わせをしたものの、相手が待てど暮らせど現れず、一時間ほど待ったところで待つのを諦め「何かの理由があって遅れている・・・のだろう」と思い、それでもひょっとしたら来てくれるかもしれない……。と、そこからの立ち去り際に『駅の伝言板』に一言、「二時間待ちました。今日はこのまま帰りますが、気にしないでまた連絡をください…」などと相手を思いやるメッセージを残す。という世界がありました。待った時間が誇張されているのはそんなこともあったのではという妄想で、私の実体験とは異なります。その『駅の伝言板』はもう遺物かと思いきや、名古屋市営地下鉄ではどっこい生きています。今や誰も使う人がいないのか、「東山線では、平成24年12月25日(火)~28日(金)及び、平成25年1月4日(金)は、平日の運行時間を変更して運転します」のお知らせがど真ん中に貼られていました。昭和の時代には恋人同士に限らず、友人・知人、家族の連絡にいつも使われ、この伝言板では書いて『月日』を書き入れるようになっていますが、昔は時間も書くようになっていて、一定の時間が過ぎると消され、新しい伝言が書けるようになっていました。アナログだからこそ心が繋がった時代があったと言いたい59歳です。来年もけい花の恋愛・婚活メッセージを送りますので楽しみにお待ちください。今年一年ありがとうございました。よいお年をお迎えください!