【せ】「切なさの克服!」
「せ」
時々、自分が世界に一人ぼっちで取り残されたような、どうしようもない孤独感を感じることがあります。周りのみんなは楽しそうに人生をエンジョイしてるのに、自分はひとりでいるのは、惨めな気持ちになってしまうこともありますよね。ついつい寂しさを埋めるために、よく考えずに衝動買いをしたり、色々なものに手を出しがちですが、一時的に気が紛れても、テンションが下がれば元の孤独な状態に戻ってしまいます。人間はコミュニケーションの生き物です。だからこそ孤独感とは誰にとっても耐えがたく辛いものなのです。孤独感の原因と、根本的に孤独感を克服する方法をシェアします。孤独感とは、心理学的には「承認されていない」と感じることです。承認というと難しいですが、要するに「愛されていない」と感じているのです。恋人に限らず、人とのコミュニケーションをすることは私たちに承認を与えてくれます。たしかに「愛されている」と感じることができます。ところが他人から承認されることに依存していると、恋人と別れたり、友人が引越したり、仕事が忙しかったりすれば、途端に寂しさを感じてしまうのです。私たちは自立する必要があります。自立と相互依存のバランスが重要なのです。もし、自分1人で孤独を感じているのであれば、それは「自分で自分を好きになる努力をしましょう」というサインかも知れません。人から愛される為には、まず自分で自分を愛することです。自分の良いところ、好きなところ、誇りに思っていること、将来の夢などを一度整理してみましょう。前よりも自分を好きになることができれば、周りもあなたのことをもっと好きになってくれるはずです。他にも、常識や形式に囚われない、人間関係の選択肢を広げる、好きなことを見つける、アンテナを広げて知識や言葉と出会う、人に価値を与える、テレビやSNSに惑わされない、コミュニケーション能力を磨く、昔の友達に連絡してみる、分かりやすい人になる、などがあります。「明るい未来を想像しましょう」とよく言われます。でも簡単にそれができれば苦労しません(笑)なぜなら、私たちは普段から「過去⇨現在⇨未来」という順番で考えてしまうからです。問題は、過去や現実が苦しい時、いくら常識的に考えても、明るい未来は見えてこないことです。過去や現実が悪ければ、未来も悪いというのが「常識的」な判断だからです。過去や現在に囚われず、理想の自分、理想の人生を思い描きましょう。そこから人生が変わり始めます。