【け】「経験値の違い!」

「け」

現代日本においては「晩婚化」「少子高齢化」など、男女が結びつく機会が減っています。様々な要因が考えられますが、一つの原因として「恋愛格差」があげられるでしょう。しかし、恋愛に格差が生まれてしまうのは仕方のないことでしょう。というのも、学生時代から人によって恋愛経験に差がつく要素があまりに大きすぎるからです。恋愛の仕方を学校では教えてくれません。保健の授業で子供の作り方は教えてくれますが、それに至るまでの方法は一切教えてくれません。そのため、学校内における恋愛は恋愛の仕方を先に発見したもの勝ちの無法地帯と化します。学校はモテる人にとっての「絶好の狩り場」でしかないのです。恋愛の仕方を教えてもらえないとなると、参考にするのはTVや雑誌、ネットといった「情報」が主になります。しかし、TVや漫画・アニメは総じて「理想の恋愛フィクション」であり、現実の恋愛とはかけ離れた都合のいいものばかりです。フィクションをあてにして恋愛してしまっては失敗してしまいます。フィクションの恋愛を参考に恋愛するというのは、下品な例えですがAVを見てセックスの仕方を覚えるようなものです。特にドラマなどは、なまじリアリティがあるばかりに「これが恋愛か!」などと思わせてしまいますが、所詮はフィクションです。「子は親を見て育つ」という言葉があるとおり、先人たちの行いを見て学ぶことができます。しかし、恋愛は原則的に「秘密裏」に行われます。誰と誰が付き合った、ということを知ることができても、実際に告白して付き合うまで

のプロセス全てを目撃できるわけではありません。「見て学ぶこと」も不可能なのです。恋愛において本当に参考になるのは、モテない経験を得てそこから血の滲む努力を重ねた人の言葉や経験談です。モテない経験、つまり恋愛の才能がなかった者の言葉は、恋愛経験の少ない人の目線から語られるため、学ぶべきことがたくさんあります。恋愛は成功例を真似するのではなく、女心の地雷をいかに踏まないかの方がとても大切です。恋愛には経験が大事です。教則本などで学ぶことは、あくまで実際の恋愛で得る経験値を高めるための方法です。実際に試さなければ恋は始まりません。女性と恋愛目的で出会った数だけ、得られる経験値が高くなります。歳を重ねれば重ねるだけ、できなくなる恋もたくさんあります。失った青春は取り戻せません。今すぐ始めましょう!