【さ】「酒と暴力!」

「さ」

インターネット上の情報と、経験から、ある結論にたどり着きました。「酒乱は性格だ」ということです。あなたもご存じの通り、性格は簡単には変えられません。というか、一生変えられない人がほとんどです。これと同じように、酒乱は治せない人がほとんどなのです。酒乱を治せないのは、酒乱の原因でもある「酒乱遺伝子」が関係しています。正式名称ではありませんが、酒乱遺伝子と呼ばれるものが存在します。簡単に説明すると、酒乱遺伝子は「アルコールをすばやく分解する能力」のことです。お酒が強い人は、酒乱遺伝子を持っている可能性が高いです。逆に、お酒が弱い人は酒乱遺伝子を持っていません。お酒が弱い人は、すばやくアルコールを分解できないので、お酒を飲んでも、気持ち悪くなって動けなくなるのです。これに対し、お酒が強い人は、飲めば飲むほど気分がよくなり、態度や動作が大きくなり、最終的には暴力的になるのです。もちろん、お酒が強い人が必ず酒乱というわけではありません。酒乱遺伝子を持っていたとしてもお酒と上手に付き合える人はたくさんいます。先ほども述べたように、酒乱は性格なのです。性格は、遺伝子や生まれ育った環境によって形成されます。統計的に、酒乱に育つ人は、子供の頃の親の愛情不足や、仕事のストレスなど、さまざまな要因が関係しているそうです。酒乱の人は、普段はやさしくておとなしくて、礼儀正しい人が多いです。なぜ、おとなしく礼儀正しい人が酒乱になるのかというと、いろいろな感情を我慢してしまうため無意識にストレスを溜めている傾向が強いからです。酒乱の彼氏、彼女、夫、妻を持つ人が、口を揃えて言うのは「酒乱であること以外は欠点がない人」というセリフです。ですが、酒乱は性格なので、治療は非常に難しいということは覚悟しておいてください。ほとんどが以下のケースに分類できると思います。

友人
職場の上司
彼氏・彼女
夫・妻
性格を変えるのは非常に難しいですが、不可能ではありません。