【し】「趣味が同じ!」
「し」
「あの人とは波長が合うわ」とか「あの上司とは波長が合わないわ」と、相性が良いとか悪いという表現に「波長」という言葉を使う時があります。波長が合わないと聞くと、水と油のような相反する性格のように感じてしまいます。しかし、水と油は乳化剤という成分を入れてかき混ぜると、利用者は一応混ざって(乳化して)均一になってしまいます。では、波長が合わないという二人に、乳化剤のような働きをする人物を紹介すると、水と油のように二人は仲良くなって波長は合うのでしょうか?波長が合わないという男女にある人物が加わると、次第に仲が悪かったカップルが仲良くなる、波長が合うようになる・・・。そんなことが起こり得るのでしょうか?人間の性格は急に変わることはないはずです。しかし、その人の性格ではなく、隠されていた真実を知った時には、その人に対する認識や意識、評価が急変することはあると思います。波長が合わなくてまったく嫌いだった男性が、実は自分を騙そうとしていた悪い男に立ち向かって行って正義を貫き、彼女を陰で守ってくれていたという事実を知った時に、その男性に対する気持ちは変化するでしょう。今までは嫌いだったけれども、好きになるかもしれません。しかし、これで波長が合うようになるかと言えば、そんな事はないと思います。波長が合うとは、そんな感情だけのものではないようです。事実はどうあれ、波長が合う人とは、一緒にいると心が癒されて安心感があり、自然体で生きていける人のことでしょう。相性が良いとも言えるのではないでしょうか。逆に、考え方は同じなのだが、一緒にいると何だか疲れるとか違和感があるような人は、波長が合わない人なのでしょう。何か心配で気持ちに余裕がなくなるようです。ある人に、「恋愛の時には相手との波長があっているのかどうかがポイントよ」と教えてもらったことがあります。波長の合う相手を探せば、恋愛は上手くいくのでしょうか?その後の結婚生活も上手くいくのでしょうか?問題提起ばかりですみませんが、波長が合った二人が恋愛から結婚に至ることはよくあることと思いますが、幸せな結婚になるかどうかはわからないと思います。結婚というものは、波長だけでは決めるものでもないと考えているからです。しかし、こと男女の関係になると、波長が合うことによって恋愛に発展することは多いと思います。日頃から相手のことをよく観察しているので、いちいち細かく聞かなくても分かるのです。このように気が合う相手と結婚すると、いろんなことをこと細かく指示しなくても、気持ちよく対応してくれるのてす。
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