【ち】「小さなほころびが・・・!」

「ち」

恋の終わりにはいつも理由があるもの。それは、浮気性や浪費癖などのわかりやすい理由だけではありません。働く女子に、「別れる決定打になったこと」を聞いてみました。「男なのにぶりっ子で、甘えた声で謝ればなんでも許してくれると思っていたから。何度言っても遅刻するし、頼んだことは忘れるし、表面的に謝っているようにしか見えなかっ

た。3年付き合ったけど、ある日彼が私の祖母の形見である鏡台を壊してしまったとき、いつも通りに『ごめーん』と甘えた声で謝られ、私の中の何かが音を立てて壊れ、その場でお別れをした」仏の顔も三度までと言いますが、ただ謝るだけで反省の色が全く見えなかったら意味がないですよね。小さな積み重ねも別れに至る大きな理由になりそうです。「悪意のない鈍感な彼。共通の友人を交えて彼とキャンプへ行った時、男友達が『あそこにいる子、かわいくない?ちょっと見に行こうぜ』と言って、彼もその誘いに悪気もなく乗って見に行ってしまった時に、私がどう思うかを考えられないところに嫌気がさして別れた」男同士の付き合いもあるかもしれませんが、ここは彼女を優先してほしいところです。「平和主義で保守的な彼。安心感はあったけど刺激がまったくなく、新しいことを二人で始めたくても『今のままでいいじゃん』と言われてしまう日々・・・。ある日、付き合ってから5年経ったので私から結婚の話を振ってみると、『そんな無理に波風立てるようなことしなくていいよ。そのうち自然になるようになるよ』と、事なかれ主義満載の発言をされ、この関係性を現状維持したいだけなんだなと思って別れた」物事には二面性があるもの。平和主義はいいことですが、大事なことをなおざりにされてしまうのは困りますよね。「とにかく、一度決めたら貫き通す完璧主義なところがあった彼。掃除は毎回年末年始の大掃除並みに大々的に行うし、食事もオーガニックな物しか食べないし、食器は毎回漂白にかけるし・・・しまいには私の行動にも口を出してくるようになった。ある日仕事のグチを彼に話したら、『過程はどうだっていいんだよ。結果を出さないと』と正論を言われた。ただ慰めて欲しかっただけなのに、グチすら隙のない完璧なことを言わないといけないのかと思って別れた」完璧主義を他人にまで求める人とは、一緒にいると窮屈に感じてしまいますよね。せめて落ち込んでいる時や悩んでいる時くらい、優しい言葉をかけてもらいたいものです。客観的に見て小さなきっかけだったとしても、本人にとっては大きな問題なこともあるようです。また、日頃の積み重ねが破局を招いていることもあるので、常にその場その時に解決するよう努めたほうがいいかもしれません。皆さんの破局に至った決定打は何ですか?