【て】「亭主元気で留守がいい!」

「て」

日々家事や育児に追われる妻にとって、毎日のスケジュールはパパの帰宅時間に左右されがち。仕事や飲み会で遅くなる夫に不満がたまっている妻もいれば、逆に早く帰ってくる夫に対して「面倒が増える…」と負担に思う妻もいるようです。新婚当初は夫の帰りが待ち遠しかったという人も、結婚生活が長くなるにつれ「一人の時間や子供との時間のほうが大切」というように優先順位が変わってしまうことも少なくありません。夕食やお風呂の用意をして夫の帰りを待つ妻。そんな家族の日常風景の裏に隠された妻たちのリアルな本音とは・・・?毎日がんばって働いてくれているのはうれしいけれど、たまには早く帰ってきてほしいと願う妻も多いのではないでしょうか。会社の付き合いや飲み会が多い夫に寂しさを募らせている人、育児や家事を手伝ってほしいと思っている人、さまざまな意見があるようです。夫の帰宅時間は平均だいたい22時~23時。忙しい時は0時を過ぎます。休みはせいぜい日曜日くらいなので、家族揃っての晩御飯は日曜日だけです。毎日私たち家族のために頑張って働いてくれてるので感謝していますが、たまには早く帰ってきてほしいなぁと思います。「夫に早く帰ってきてほしい」という声が多い一方で、夫婦生活の長いベテラン妻からは「夫が家にいないほうが楽!」という声も聞こえてきます。夫のいない間に自分の時間を満喫している妻が多いようです。夫としてはちょっぴり寂しいかも?結婚して13年。「早く帰ってきてね」「えー、今日も飲み会?」という時期はとっくの昔に終わりました。早くても21時~22時過ぎの帰宅は当たり前。今は飲み会と聞くとガッツポーズ!帰りが遅ければ遅いほど、自分の時間が増えて録りためたドラマを観られます。夫が帰宅した時間が遅ければ「お疲れさま。今日も遅くまで大変だったね」と言い、体調や仕事の愚痴を聞いたり、不調があればマッサージをしたりしています。夫の好きなテレビ番組の話をしたり、基本的には夫が興味を持ちそうな話題から始めて自分の感想も言ったりもしています。夫が激務の時は、自分の話は極力避けて、夫の話を聞くようにします。疲れている時に妻の愚痴を聞きたくないでしょうし、楽しい話題でも聞く余裕がなさそうですから。仲良くいるために努力しています。朝は玄関の外までお見送りして、夫が振り返ったら手を振ります。ベタですがうれしいと思ってくれているようです。帰ってきたらドラマを観ていても我慢して、玄関まで出迎えて「おつかれさま!」と言うようにしています。夫の帰りが待ち遠しい人もそうでない人も、同じ屋根の下で暮らす家族ですからお互いに気持ちよく毎日を過ごせるといいですよね。夫婦の形は家庭によってさまざまですが、いつまでも思いやりの気持ちを持つことが夫婦円満の秘訣のようです。