「期待と不安!」


「き」

期待と不安は、交互にやってくるものです。期待だけがずっと続けばいいのですが、そんな都合のいい話はありません。

しばらくすれば、不安がやってくるでしょう。期待をすればするほど「もしうまくいかなかったらどうしよう」という不安も生まれるからです。

ただし、不安で落ち込んでいても、ずっと続くわけではありません。しばらくすれば不安か消え、期待がやってくるでしょう。

不安をかき消すように行動すれば、おのずと期待も生まれるからです。期待と不安は、交互にやってくるものです。

期待と不安は、表裏一体なのです。「期待と不安は、セットである」と。海の波のようなものです。上がったり下がったりして、一定のリズムを打っています。

人生では、期待と不安の両方が必要です。期待があるから、明るくなれます。不安があるから、緊張感を保てます。どちらか一方では不安定です。

どちらか一方だけを求めるのではなく、どちらも大切にしましょう。期待と不安の両方を大切にすることで、明るさと緊張感のバランスの取れた生活を送れます。

リズムと思えばいいのです。

想定するなら、最高より最悪です。最高を想定していると、うまくいかなかったときの失望感が大きくなります。

最高が高ければ高いほど、うまくいかなかった時、ひどく落ち込むことでしょう。いつも最高ばかり考えていると、事あるたびに失望し、落ち込みやすい体質になります。

「無事でよかった」「命拾いをした、まだ可能性が残っている」と思い、ホッとします。最悪を避けられただけでありがたく感じ、安心や希望を見出しやすくなります。

また、最悪を想定しておけば、予防策を考えられるためため、結果として最悪が避けられるはずです。

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