「苦楽を共に!」
「く」
夫婦は幸せになる最高の人間関係です。それはなぜでしょうか?夫婦の素晴らしさは、苦楽を共有できる唯一のパートナーだからです。
もちろん夫婦以外にも固い絆で結ばれた人間関係は存在します。親子や兄弟との関係や、小学校時代からの大親友や、仕事上のパートナーなどです。
しかし人生を終える最後の日まで、喜怒哀楽を共有できるパートナーとなると、それは人生の伴侶たる夫婦以外に考えられないのです。
夫婦でなくとも、恋人同士でも苦楽は共にできると考える人もいるかもしれません。しかし恋人と夫婦では二人を結び付けている愛の形が異なるのです。
恋人の愛は並列につながった連結型。夫婦の愛は一つに和合した一体型なのです。恋人の関係は、苦に耐えられなければ簡単に離れてしまえるのです。
しかし夫婦はそんなわけにはいきません。一連托生です。
苦楽を共有することは幸せの極みなのです。たとえば弱音を吐きたくなるような辛く苦しいことがあります。
しかし、「あなたなら大丈夫」「絶対に乗り越えられるわ」「私がついているんだもの」と優しい言葉をかけて励ましあえるのです。
人間は肉体に魂が宿って初めて人間として存在します。幸せとは魂が輝いている状態のことです。つまり魂の修行を支え合うのが夫婦なのです。
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