馬が合う人と・・・!!

企画の話をしている時、突然上司から、

「いやぁ、君とは本当に馬が合うね、しごとがしやすいよ!」

「馬が合う?」なんのことだかわからず、困った経験ありませんか?

きっと上司は褒めてくれているのに、ちゃんと返事を出来ないなんてもったいないことです!

一社会人として、しっかりとした受け答えをしたいですよね!

「馬が合う」は「うまがあう」と読みます。「性格や気が合うこと、意気投合すること」という意味がありますよ!

上司は「気が合うから仕事がしやすい」と言ってくれてたわけです!これは嬉しいことですよね。

しかしここで気になることがありませんか?

なぜ「馬が合う」が「気が合う」になるのでしょう?

わざわざそう言わなくても「気が合う」と言ったらいいですし、そもそも「馬」じゃなくても良さそうですよね。

まず、「馬」は「うま」のことですね。

日本人だけではなく世界中の人にも知られている、馬は人間の生活に欠かせない動物です。

乗馬や競馬で活躍したり、馬車や荷物を運んだりの力仕事、またペットとして飼っている人もいますよね。

そんな「馬」が合う、とはどういうことかと言いますと、「乗馬」から来ている言葉なんです。

「乗馬」とは人が馬に乗ることですが、人には十人十色、いろいろな性格があるように、馬にも個性があります。

たとえば、馬とそれに乗る人、お互いの相性も大切で、相性が悪い馬と人の組み合わせでは馬もうまく走ることができません。

あなたは、苦手な人と一つのことうまくやり遂げることはできますか?

苦手な人との仕事、ママ友、親戚関係…なかなか難しいことですよね。それは人でも馬でも同じことなのです。

相性のいい馬と人だったら、馬は本来以上の力を発揮してすごい走りを見せてくれるかもしれません。それが息ぴったり!ということですよね。

つまり乗馬の際は馬と人との相性がとても大切なのです。

そこから馬との相性が良いこと、息が合うことを「馬が合う」というようになったそうです。

それが転じて、「馬と人」ではなく、「人と人」の関係として「性格や気が合うこと、意気投合すること」という意味で使われるようになったと考えられています。

「馬が合う」ことはとても重要なことで、それだけでも全てがうまくいってしまうような不思議な力があるように思えますよね。

あなたのそばにも「馬が合う」人が必ずいます!改めてその人を大切にする気持ちを思い出してみてください。

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