お見合いでは楽しい会話に努めよう!

職業柄、お見合いが破綻してしまったという多くの会員様からお話をお伺いします。その中でも一番多いのが「会話が盛り上がらなかった…」という理由。

考えてみるとお見合いというのは60分程度、今までお会いしたことのない男女が二人っきりでお話をするというなかなかにハードなシチュエーション。

お見合いでの会話は男性が楽しませるものだと考えられがちかもしれませんが、お笑い芸人でもない限り、60分もの間、お相手の女性をトークだけで盛り上げ続けるのは至難の業。

そもそも会話はキャッチボールですから、「楽しい会話」というのは、二人で作り上げることが基本となります。

楽しい会話の秘訣「相手の目を見て」

日本人は欧米人に比べてアイコンタクトが苦手であるという結果が出ております。特に長いアイコンタクトは、相手に対し「近づき難い」「怒っている」と感じやすいそうです。

確かにじっと見つめられちゃうとなんだか緊張してきて、(え、、何か顔についてる?もしかして、、鼻毛出てる?!)とか邪推してしまうことがありますよね。

では、相手と全く視線を合わせないとどうなるか?

アイコンタクトが全く取れない相手に対して、話し手はどう感じるのかというと、(何を考えているかわからない。もしかして、つまらないの?)となりやすいのです。

本当はただシャイで目を合わせられないだけなのに、誤解を生みやすいのです。

こんな時、どうしたらいいか?相手の目を見るのです。

(あなたの話をきちんと聞いているよ。)という意思を伝えるために、視線をきちんと合わせてあげるのです。

覗き込むように見るわけではなく、目を見て少しの間だけ視線をロックする。ほんの一瞬、相手の目を見るようなチラ見ではいけません。

お互いの(楽しく聞いているよ。)(楽しく聞いてくれてありがとう。)という言葉を超えた感情がきちんと行き交う時間のために、せめて2秒は必要です。

相手の目を見ることが楽しい会話を作る最初の一歩です。初めのうちは少し照れるかもしれませんが、ぜひお相手の目を見て会話を楽しんでください。

そもそもお見合いとは二人にとって非常に貴重な瞬間です。その日のために服を買う方もいるでしょうし、その日のためにお休みを取る方もいると思います。

たった60分程度ですが、その前に費やした時間、労力、気持ちを考えると、かけがえのない60分です。それを感じてください。

決して会話をしている最中に携帯でSNSをチェックしたり、(お腹空いたな〜。夕飯何食べようかな?)など、時間を先に置いて集中力を失わないようにご注意ください。

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