親友が結婚!!!
20代女子ともなると、同世代がどんどん結婚していくのは仕方ないこと。
中でも、親友の結婚となると祝福する気持ちの影に、嫉妬や寂しさ、焦りなどいろいろな感情が渦巻いてしまうことも。
大切な人の結婚を素直に喜べない、このモヤっとした感情はどうすれば解消出来るのか。
▪️ 嫉妬の原因は「満たされていない自分」
親友の結婚はおめでたいことですが、正直嫉妬や焦りも感じます。大切な人の結婚で複雑な気持ちになってしまうのは何故なのか?
「相手が『親友』という近しい人だからです。たとえば同じ歳の芸能人が結婚しても、自分とはまったく違う世界のという認識があるので、何とも思わないことが多いですよね。
でも、相手が学生時代の友人や同僚といった近い関係なら、『あの頃は同じ境遇だったのに、今はこんなに差がついてしまった』などと敏感に感じ取ってしまうんです」
近しい間柄ゆえに、差を感じてしまうことが嫉妬の原因なんですね。
「そもそも嫉妬の原因は、相手ではなく自分です。仕事が好きじゃない、彼氏がいないなど、今の自分が満たされていない時に、嫉妬が起こります。本当は自分に向き合わなければいけないサインなのに、ただ別の対象に負の感情を向けているだけなんです。
これは男女を問わず抱く感情ですが、女性の方が多いでしょう。女性は男性よりも自分を他人と比べてしまう傾向が強く、自分の持っていないものをうらやむ感情が湧き起こりやすいです」
▪️ 演技でも祝福することが大切
正直祝福する気になれない時でも、喜んでいるふりをした方がいい?
「自分の本当の感情はどうであれ、喜んであげた方が良いと思います。表情と言葉だけでも良いので、笑顔で『おめでとう!』『良かったね!』などと相手を認めて祝福してあげると、意外とスッキリします。
またポジティブな言葉が、自己嫌悪に満たされていた自分を前向きな気分にしてくれます。本心とは違っても、喜んであげることで自分に返ってくるもがあるんです」
では、親友に「実は嫉妬している」と自分の気持ちを打ち明けない方が良いのか?
「言える間柄だったら良いと思いますよ。自分の想いを素直に伝えると、嫉妬心を抱いている自分を認めることにつながり、気持ちが癒されていきます。
何に対する嫉妬なのかを考えて自分と向き合い、自分の置かれている状況の不甲斐なさや不安な思いなどを素直に認める勇気が大切です」
結婚する身近な友人にもやっとした感情を抱いてしまう人は、案外少なくないみたい。
そんな時は、まず友だちにはお祝いの言葉をかけてあげてください。そして、自分の気持ちがざわついているのは何故なのか、ゆっくりと見つめ直してみましょう。
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