「ありがとう」は、しっかりと自分の口で!

あなたは、人に何かしてもらった時、何か助けてもらった時に、すぐに「ありがとう」という言葉を言えてますか?
照れくさくてなかなか言えない……という人が多いと思いますが、この「ありがとう」という言葉には、大きなパワーが秘められています。
人間関係のなかで、どんなに小さなことでも自分がありがたいなと感じた時は、いつも「ありがとうございます」という言葉を口に出していると、自分にも恩恵の気持ちが跳ね返ってくるのです。それは、あなたの人間関係を円滑にする、見えない一体感のような役目をしています。

たとえば、遅刻しそうになっている時、エレベーターのドアが閉まる直前に、見知らぬ人がドアを開けて待つていてくれた。友人がおいしいレストランの情報を教えてくれた。田舎の母親が、自分のためにお米と野菜を送ってきてくれた。

こんな時は、やってもらって当たり前という態度は決して示さずに、「ありがとうございます」といった心からの感謝の気持ちを、相手の目をみて微笑みながら伝えましょう。

家族のような、付き合いが長ければ長い人ほど、感謝の気持ちなど口に出すのは気恥ずかしくなりますが、そこを乗り越えて伝えることであなた自身にも温かい気持ちが芽生えることでしょう。

あなたが、感謝の気持ちを表すと、まわりの人はあなたへ好意を抱きます。

あなたを大切にしようと思うのです。

どんなに小さなことでも、自分のために相手が動いてくれた場合は、「ありがとう」と言えるような気配りを持つようにしましよう。

この言葉を言うだけで、あなたのまわりの人はもっともっと明るくなります。

そして、あなた自身が輝いていくことで、もっと魅力的な人間になっていくのです。

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