職場での失恋や既婚者との片思いの実らない恋など大好きな人でも「忘れてしまいたい」と思う時ってありますよね。

一般的に脳は、好きな人や、楽しかったものほど強く記憶するものなのです。

そのため、忘れようとしても「大好きな人との楽しかった思い出が出てきてしまう・・・」ということがあります。

① 好きな人以上の人がいないから

好きな人を忘れるためには、その人を超えるほど、好きになれる人を探さなければなりません。

しかし、前に好きだった人が自分の好みにぴったりだったり、ものすごく気が合う存在だったりすると、その存在を超えるのはなかなか難しいもの。

「あの人だったら〜」と元恋人を今の恋人と比べてしまうのは、前の好きな人を超えるほど好きになれていない証拠です。

② 長い期間、好きでいたから（執着）

片想いや交際期間が長い相手を忘れるのは、とても大変です。

なぜなら長い期間、同じ人を好きでいると、その人を好きでいることが当たり前になってしまい、無意識的に思い出してしまうようになっているからです。

それに加え「好きな人の良い部分」「キラキラした思い出」が美化され、忘れにくくなってしまうのです。

③ 運命を感じる瞬間が何度かあったから

「運命を感じた好きな人」も忘れられない存在になってしまうもの。

運命の人を忘れられないのは「運命だ！」と強く感じたことで、記憶に深く刻まれてしまっているからと言われています。

しかし、好きだからことちょっとした出来事を「運命かも」と思ってしまうのも事実です。何度も繰り返すうちに思いが強くなって、忘れにくくなっていくのでしょう。

真剣な恋愛は、お互いの気持ちに熱がこもっています。

好きな人を忘れるための努力をしようと考える時、好きな気持ちが確かであればあるほど、辛いもののはず。

無理に忘れようとして、苦しい思いをすることもあるでしょう。

でも、あなたが心を焦がした日々は、恥ずかしいものでも、後悔するべきものでもありません。

その人を好きになったことは、今はつらいものかもしれません。でもいつか必ず、好きになったことを誇れる日がやってきます。

どうかそれまで、その気持ちを大切にしておいて！

気持ちが落ち着くまで時間はかかるかもしれませんが、それはあなたが、誰かを大切に思えた証拠です。

どうか自分を責めたりはせずに、ゆっくりとでも構いませんので、あなたのこれからに目を向けてみてくださいね。

誰かを好きになって、忘れられないほどの恋愛を経験したあなたなら、過去の思い出に別れを告げて、新しいスタートを切れますよ！

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