「マザーコンプレックス」とは、子供が強い愛情をもって母親に執着する状態のことをいいます。元々は子供の心理状態を言い表す言葉でした。

この「マザーコンプレックス」という言葉を略して和製英語として使用さているのが「マザコン」という表現になります。

現代では、「子供の母離れできていない心理」というよりは、「ある程度成長し、年齢を重ねても母親離れできない男性」といった意味合いで使用されています。

20歳を過ぎているのに、母親に対しての執着心が異常な男性を「マザコン」と表現します。

「マザコン」とは、簡単に言えば母親に依存している男性のことです。

いくつになっても自分の母親に対して愛情深く接することができるのって、とっても家族思いで素敵です。

しかし、度が過ぎると「母親思い」「親孝行」なんて素敵な言葉で済まされなくなってしまいます。

つまり、母親に対する愛情や言動にもある程度の年齢や限度を超えると「異常だ」ということです。

では、「マザコン」は何歳までなら許されるのでしょうか？これといった定義はありませんが、世間一般的には「成人するまで」だと考えられています。

いくつになっても母親を大切に思う気持ちは悪いことではありません。大切なのは、きちんと「母親から自立できているかどうか」なのです。

20歳を過ぎても自立できていない状態であれば、それは「母親思い」なのではなくただの「マザコン」ということになってしまいます。

マザコンの人は、基本的に何でもかんでも母親に決めてもらうということが当たり前になっています。

たとえば、習い事や進学先など、大好きな母親が「ここにしたら！」と言えば、「そこがいい」となってしまうのです。

それが、大人になってもずっと続いてしまっているのは間違いなくマザコンです。

何か決断するような場面で、「うーん、ちょっと考えてみるわ」と言って後でこっそり母親に連絡をして相談をしている可能性ありです。

マザコン男性は、母親にたっぷり甘えて育ってきているのでとっても甘え上手！「～やってよお～」と、恥ずかしげもなく甘えてくる男性はマザコン男性かも！

マザコン男性といえば、恋人にも母親を重ねてしまうのが特徴ですよね。なので、母親の代わりにたっぷり甘えてしまうのでしょう。

甘えてくる男性は、最初のうちこそ「かわいい～」と何でもかんでもやってあげたり、わがままを聞いてあげたくなってしまうかもしれませんが、甘やかしすぎ注意！

マザコン男性にとって、母親って自慢できる存在なのです。なので、何歳になっても「うちの母親ってすごく綺麗！若い！」と思ってもらうことってすごく大切です。

やっぱり幼い頃から「お前のお母さん綺麗で羨ましい！」と言われていると、自慢に思えてくるし大切にしたいという気持ちが強くなりまくよね。

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