経済状況や社会的な風潮が異なる、母親世代と私たち娘世代では、結婚相手に求める条件に違いがあると言います。
それはどんなことでしょうか?
知人親子の協力のもと、両者の考えを比較してみました。両親との結婚相手についての会話に温度差を感じている際の、ヒントとなるかもしれません。
■バブルと就職氷河期…理想年収の温度差
高校卒業のタイミングでバブル経済のピークを迎え、当時は売り手市場と呼ばれていたこともあってか、大手金融機関に就職しました。
「ちょっと疲れたらタクシー。ボーナスも百万単位でウハウハだった」
お母さまのバブリーな思い出を聞きながら、表情が強張る娘さん。バブル崩壊後、1990年生まれの28歳です。就職難と言われる時代に直面し、現在は派遣社員として働いています。
そんな母と娘に、お母さまには娘の理想の結婚相手像を、娘さんには自身の理想の結婚相手像を聞きました。
「子育てとか、共働きになった時にあうんの呼吸で家のことも協力してほしい」 娘さん
「今の若い人って年収300万くらいって聞くけど、それじゃあ生活厳しいでしょう。せめて、ねぇ。毎月手取りで30万以上はないと」 お母さま
娘さんは相手の年収は気にしないけれど、世帯収入を維持するために働き続けたいので、子育てや家事分担についての考え方が重要だとしています。
一方、お母さまは多くの女性が家庭に入った時代に出産を経験していることもあってか、相手の年収を重視しています。
それもこれもオッケーバブリー!な時代の恩恵を受けていたからだと思われます。今は給料も上がりにくいし、初任給も厳しい時代ですよね。
世代や環境により、母娘間でも結婚相手像にずいぶん温度差があるように感じました。
みなさんのご家族はいかがでしょうか?すべてわかり合うのは難しいと思います。どうしても埋められない価値観の違いがある。と知っておいた方が、お互いに楽になれるかもしれません。
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