両親への挨拶!!!
親への挨拶は、結婚を決めた二人が、親から結婚の承諾を得ることが目的。男性は「結婚を許してください」、女性は「これからお世話になります」というひと言が山場になる。
初対面の場合、いやがうえにも緊張が高まるし、逆に何度も会っていれば甘えが出てしまうのが心配。
どちらにしても親の立場を尊重する意味があるので、はっきり言葉で伝えたい。承諾を得た後も、親との距離を縮められるようなコミュニケーションをとるように努めよう。
親への挨拶当日の流れと注意ポイント
女性の家に訪問した場合
仕事の場合とは違い、あまり早く到着しすぎないこと。迎える側が準備を終えて一息つけるよう、約束の時間ちょうどか2〜3分後にインターホンを押すぐらいのタイミングで。その前に携帯電話をオフに。コートは脱いで。
玄関を上がる前にまずは女性が男性を親に紹介。男性は「○○と申します。今日はお時間を取っていただき、ありがとうございました」と自己紹介と、迎えてくれたことのお礼の挨拶を。あいまいにせず、しっかりと言葉を伝えて。
入り口に一番近い下座に座るのが礼儀。お客様なので上座を勧められたとしても、「本日はご挨拶に伺ったので、こちらの席で結構です」と断って。ただし、断っても再度勧められるようなら、お礼を言って座ってOK。
全員が席に着いたら改めて「本日はお忙しいところありがとうございます」と挨拶。お茶などをすすめられたらお礼を言っていただき、「おいしいですね」など素敵な感想を。質問には相手の目を見てハキハキと答えて。
切り出すタイミングは2、3の話題が出て途切れた時くらい。男性から話を切り出し、「結婚をすることになりました」ではなく「結婚を許していただけないでしょうか」とお願いするのがマナー。
結婚の承諾を得た後も、引き続き和やかに会話を。一番好ましいのは親の趣味や二人の子供時代の話題。お酒が入って乱れたり、自分のことばかり話すことのないよう、勧められても一杯に留めて。
訪問から1時間半くらいが帰宅の目安。男性から「それでは今日はこのへんで」と切り出して。和室なら座布団をはずし、洋室なら席を立って「本日はありがとうございました」ときちんと挨拶を。
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