気持ちは目で見えないものだから、カップルというのはよく、二人の間でルールを作って約束をして、それを日々守ることでお互いの関係を維持していこうとします。
「毎日夜は電話すること」「一日一度は『好き』ってLINEすること」などがその典型例ですね。
こういったルール、うまくワークしているときには全然いいと思うんですけど、うまく回らなくなってしまったときには、注意が必要です。
ルールは破られるもの
上で紹介したようなルール。こういうのって、だいたい滑り出しはいいんですよね。
これを日々繰り返すことで、二人の中が確実に堅くなっていってるような気がしますし、毎日毎日「今日も約束を守ってくれたぞ(今日もお互いに好きだぞ)」というのを確認することができるので、「嫌われたらどうしよう」みたいな漠然とした不安が生まれにくくなります。
だけど、人というのはなかなか完璧ではいられないので、たとえば飲み会に行って酔っ払っちゃったり、ヘトヘトで家に着いた途端に寝落ちしちゃったりといったハプニングのせいで、こういうルールは、いつか必ず破られます。怖いのは、そのときです。
「ルールを守ってくれているということは、今日も自分を好きでいてくれるはず」というロジックが裏返しになって、「ルールを破ったってことは、もう自分のことを好きじゃないのでは?」というナイフとなって襲いかかってきます。
彼との間で何かルールを作るときには、必ずこのことを頭に入れておくべきだと思います。
ルールが目的になってない?
そもそも、こういったルールをあまりに厳しく運用しようとしてしまうと、それによって二人の愛が変な方向にねじ曲がってしまうんじゃないかという心配もあります。
二人のルールを作ること、これ自体は、悪いことではありません。
それによって、お互いが相手の気持ちをしっかりと確認できるおかげで関係性が安定するのなら、むしろとても良いものでしょう。
だけど最初に、必ずどちらかがルールを破る時が来ることと、あくまでルールを守ること自体が好きの証明ではないということを確認して、なるべくルールを軽いものにしたり、また、「相手がたまに破っても怒らないこと」としっかり例外も設けたりして、策士策に溺れるカップルになってしまわないようにしたいものです。
熊本で婚活するなら、高い成婚率で人気の熊本市西区の結婚相談所けい花へ……