コンプレックスのある女性はいい女、なのか?
「コンプレックスのある女性がいい」の真意 コンプレックスを抱いている女性を男性がどうみているかを考えてみたい。
「劣等感にさいなまれて、いじけているのはイヤだ」と言うかと思いきや、男性は少し考え方が違うみたいです。
コンプレックスがない女性は上から目線? 「コンプレックスのある女性、いいですね」
一番多かったのは、そういう意見。なぜか劣等感のある女性を、男性たちは歓迎しているみたいです。
「上から目線で威張られるより、コンプレックスのある女性の方が、人に優しい気がするから」
「綺麗だし、みんなにちやほやされて、モテてきたんでしょうね。付き合い出してすぐから、『今から迎えにきて』なんて電話が入るようになった。
最初はこっちも低姿勢だから、夜中だろうと車を出しましたよ。『なんかあなたのファッションってセンスがイマイチ』なんて言われたりもしたから、彼女好みの服装でまとめたり。
でもね、そうやって彼女の言いなりになっている自分がだんだん嫌になっていった。そのうち、性格的なことにも文句を言うようになって。
考えてみたら、ずっと上から目線でものを言われていた。一年もたずに別れました」
それで、逆説的に、コンプレックスのある女性なら上から目線でものを言うこともなく、自分に寄り添ってくれるのではないかと考えているのだそう。
「自信満々な女性が好きじゃないんですよ。口説き落とすのも大変だし、ようやく付き合ってもらえることになっても、こちらがひたすら気をつかはないといけない。
ものすごく尽くしたのにキスさえもさせてもらえず、半年後にポイと捨てられたことがあるんです。
一緒にいる男たちが振り返るくらい美人だったから優越感を覚えたけど、後から考えるとその子と付き合って楽しい思いをしたことはほとんどなかった」
その後、付き合った彼女もかわいい人ではあるのだが、ひとつ大きなコンプレックスがあるのだという。
「彼女曰く、胸が小さいのがコンプレックス、と。僕は、胸の大きさなんて本当にどうでもいいんです。
一緒に楽しい時間を過ごしたい、お互い刺激しあっていい関係を作りたい。その彼女となら、そうできると思ったんです・・・それがコンプレックスのせいかどうかは分からないけど。
僕にだってコンプレックスはいくらでもありますから。お互いに劣等感があるほうが共感し合える部分があるし、相手にも寛容になれるんじゃないでしょうか」
コンプレックスに甘える女はズルい
「コンプレックスのある女性=優しい女性」、と男たちはとらえがちのようだ。それは一面、真理でもあるのだろうが、どうやらそれを鵜呑みにしてはいけないようだ。
「コンプレックスといっても、自分ではどうにもならないことと、努力すればカバーできることのニ通りがありますよね」
女性は、コンプレックスを抱えて卑屈になる男性を嫌がったけれど、男性は、「現状に甘えて、開き直る女性の計算高さ」に嫌悪感を覚えるようだ。
人が何に劣等感を覚え、それとどうやって付き合っているのか、そのパターンは無限にある。
たとえば、卑屈になるか、利用するか、努力するか、気にせず笑い飛ばすか・・・誰かと付き合う時には、意外と大事なポイントになるのかもしれない。
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