好きなタイプじゃないけど?!

人にはよく「好きなタイプ」があって、好きになる人に傾向がある場合が多い。好みのタイプには、大雑把な印象から細かな条件までいろいろあります。

しかし一方で、人は「タイプじゃないのに気になる」「タイプじゃないのに惹かれる」ということもあって、自分が好きになった人が好きなタイプではないことが珍しくない。

実際、好みじゃない人に惹かれる経験をすると、「なぜ好きなタイプじゃないのに好きになるのだろう・・・?」と理由が知りたくなるところだ。

「見た目や顔がタイプじゃない男性(女性)なのに気になるのはなぜ?」「全然タイプじゃない人を好きになる理由は?」

恋は落ちるものだから、時々自分の気持ちにさえ色々な疑問が湧き出る。

恋愛感情は、絶対評価で芽生えるものだから、好みじゃないタイプ・好きなタイプではない人を好きになることは、実際に誰でも起こり得ることである。

細かいことを言えば、「条件で結婚相手を決める」ような打算的な恋愛をする人は相対評価で恋愛のきっかけを作ることがあるにはあるが、恋愛感情そのものは基本的に絶対評価が前提で持つ気持ちである。

そうでないなら、いつ自分以上の人が現れるか分からない状態となり、カップルでさえ絆は生まれないし、信頼関係もできない。

人が誰かを好きになるときは、タイプかタイプじゃないかが本質的に問題となってない。

そもそも、自分のプロフィールに書くような「理想のタイプ」以外を好きにならないとしたら、本当の一部の人しか恋愛結婚できないはずだが、現実は違っている。

自分よりも異性として優れた人が現れたときに、どれだけ上手くいっていても「あの人の方がタイプだから別れたい」と言われてしまうなら、ほとんどの人は「カップルとして誰かと付き合うことに意味はない」と考えるだろう。

ましてや、結婚なんてできるはずもない。

恋愛における「あなたのすべてが好き」って状態は、幻想と現実の絶妙なところに存在していて、恋愛が絶対評価の中で起こってることを証明している言葉だ。

確かに、自分よりも魅力的な人が彼女や彼氏の前に現れて、それがきっかけで消滅する恋愛もあるのだが、それだって「どのくらいタイプか」が影響して奪われたわけではない。

他の理由や原因があったのは間違いなく、恋愛における劣るとか勝るの話はひとつの要因でしかない。

片思いから両思いになるのに、「好きなタイプ」以上に大事なのが「嫌いなタイプ」の方で、これに自分が該当する場合は両思いになれる可能性が非常に低くなる。

最初から恋愛対象外になるなら、どんなアプローチもアピールも好きな人の気持ちを動かすものにはならない。

でも、好きな人の嫌いなタイプに該当していないなら、好きな人と理解し合うようにコミュニケーションを取って、色々なきっかけを作ることで段々距離が縮まって恋が叶うパターンは現実的にあり得る。

あなたが、好きな人の好きなタイプである方がもちろん望ましいが、恋愛はそれだけで決まるほど単純ではなく、「相性」や「一緒にいるときの雰囲気」「二人の間に起きるエピソード」にも大きく影響を受ける。

あなたのいいところが「やさしさ」なら、何かきっかけを探して好きな人に伝える。

どんなところでもいいから、個別具体的にアピールできるように頑張ってみる機会を探すことで、「タイプ」を超える「好きになってもらう理由」を作るようにしてみよう。

タイプかタイプじゃないかより、大切なポイントだ。

それと同時に関係が深まっていけば最後は二人の「ご縁」の問題になってくる。そんな恋愛さできれば、もっと恋愛を通して幸せを掴む人が増えると思っている。

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