仲直りの最大の秘訣!!!
「ケンカするほど仲がいい」とはいっても、ぶつかってばかりだと、無駄なエネルギーを消耗してしまいます。最悪の場合、ケンカ別れということも・・・。
夫婦や家族、友達とケンカをしたときに、あなたは先に謝っているでしょうか。それとも相手が非を認めて誤りにくるまで、絶対に謝らないでしょうか。
そもそもケンカをするのは、「私は正しい。悪いのはあなただ」という思いが根底にありますね。だから相手が間違いに気づくまで謝る必要がない、と思うのでしょう。
しかし相手は相手で、「自分こそ正しい。相手が間違っている」と思っています。
「あなたが悪い。先に謝りなさいよ」と言われて、素直に非を認める人はいません(それで解決するなら、始めからケンカになりませんね)。
そんなことを言われたら先に謝るどころか、「あなたのその態度がますます気に入らない!」と逆上するでしょう。
これでは一向に仲直りできませんし、ケンカが長引くほど、わだかまりが残ります。
そんなときは、自分から先に謝ることが大切なのです。
「私は正しい」は本当に正しい?先に謝る人が幸せな人
「そんな!私は悪くないのに、どうして謝らないといけないの!」と思われるかもしれません。しかしそもそも、「私が正しい」という思いは本当に正しいのでしょうか。
たとえば、家事の至らなさをご主人から注意されたとします。
そんなときは、「仕事もしている中で一生懸命やっているのに、家事も育児もろくにやっていないあなたは何様よ!」という思いが込み上げてきますよね。
もちろん仕事も家事も精一杯されていて素晴らしいと思います。
と同時に、「確かに仕事の忙しさを言い訳にして、あまりにも家事が雑になっていた」と、自分の悪いところにも気が付きます。
そしてご主人の様子をよくみてみると、多忙で毎晩遅くに帰ってきて、疲れて家事も育児もやる時間がなさそうです。
すると、ご主人への不満が少しずつ感謝に変わっていき、謝ろうという気持ちになるかもしれません。
そうやって自分から非を認めて謝る人が、立派で素晴らしい人なのです。
ケンカは「私は正しい。あなたが悪い」という思いの衝突から起こります。相手に非を認めさせようとしても事態はますます悪化してしまうのです。
そもそも「自分が正しい」という思いは実は思い上がりかもしれません。冷静になって自分の言動を振り返ってみましょう。
もし自分にも非があることに気づいたら、先に謝る人が幸せと言われます。
「プライドが邪魔をして素直に謝れない」と思われるかもしれませんが、先に謝る人は精神的に弱い人ではなく、利他心の強い人なのです。
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